自分でいじれるWEBサイト(CMS)の重要性について
イトウヤで制作させていただくWEBサイトは、基本的に必ず「CMS」と言われる、
ホームページの更新システムを導入させて頂いています。
CMS(シーエムエス)とは、「(C)コンテンツ(M)マネジメント(S)システム」の略称で、要するに
「ブログみたいな感じで簡単に更新できる仕組み」が入っているホームページのことです。
ホームページの運営方法は、基本的には2通りありまして
・業者にお願いする
・自分で更新する
なのですが、雰囲気的には「英会話」に似ているのかなと思います。
「業者にお願いする」というのは、言ってみればどこに行くにも通訳を連れて行くようなものです。
あなたの伝えたい内容を、綺麗な発音で、正しい文法で伝えてくれます。
ただ、完全にあなた自身の伝えたい内容を表現できるかというと、やはり他人ですので、
100%あなたの熱量を相手に伝えることはできないと思いますし、
何より、どこに行くにも通訳を連れて行くのはコストが掛かります。
一方、「自分で更新する」というのは、英会話の本を片手に旅行に行くような感じです。
最初のうちは伝わらなかったり、いろいろ面倒なこともあると思いますが、
徐々に必要な会話を覚えていくことで、いつの間にか簡単なコミュニケーションであれば問題なく
取ることが出来るようになっています。
しかしながら、全く言葉が分からないのに海外旅行に行くのはちょっと怖いものですよね。
イトウヤのスタンスとしては、基本的に後者(自分で更新する)を推奨しています。
理由は大きく分けて3つありまして
・日々のサイト更新に必要な技術(文法)は限られている
・自分で更新したほうが、サイトヘの愛着が湧き、運営の問題点に気づきやすい
・コストが安い
ということです。
日々のサイト更新に必要な技術(文法)は限られている
これもまさに英会話と同じなのですが、海外でショッピングや宿泊をするにあたっては
「◯◯を下さい」
「◯◯の予約をしているのですが」
など、ある程度会話の内容というのは限られているものです。
サイト運営もまさに同じで、
「日々の新着情報」
「新商品の登録」
など、ある程度更新するべきページというのは限られています。
ですので、日々の更新頻度の高い部分は自分で更新出来るようになっておくことで、
おそらく運営部分の80%くらいは自分で更新できるようになるはずです。
残りの20%は、英会話で言うと突発的なトラブルや、イレギュラーな状況の場合です。
サイト運営の中では月に1度も無いような修正であることが多いです。
そのような場合は、通訳(業者)に任せれば良いのです。
良いWEBディレクターというのは、サイトの製作時に
・更新頻度が高い部分(新着情報・ブログなど)
・頻度は高くないが重要な部分(サービス紹介・価格表など)
を切り分け、設計を行います。
自分で更新したほうが、サイトヘの愛着が湧き、運営の問題点に気づきやすい
基本的に業者に丸投げする人は、自分のサイトを見直すこともほとんどしません。
もちろんそれも含めて「丸投げ」しているのだと思いますが、
受託者もあくまで他人ですので、あまり夢みたいな改善提案をしてくれるところは少ないですし、
あったとしても、めちゃ高いです。
ですので、自分で定期的にサイトを見直すことはとても重要で、情報の誤りや、改善を発見することで、
サイトのクオリティは少しずつ上がっていきます。
良いお店というのは、トイレや部屋の角まで掃除が行き届いていると思いますが、
WEBサイトも同様で、細かい部分に気持ちが行き届いていると、ユーザーの安心感もグッと高まります。
ただ、そういった所は、サイト完成時には中々気づかないものです。
WEBサイトを自分で更新すると、更新時に自分のサイトを見直す癖がついてきますので、
細かな改善点にも気づくようになってきます。
しつこく英会話に例えると
「こういう時はなんて言えばいいんだろう?」
「今度はこの文法を使ってみよう」
みたいな感じです。
こういうふうになると、WEB運営はどんどん楽しくなりますし、実力もつきます。
WEBサイトの反響も飛躍的に伸びてきているはずです。
コストが安い
いちいち説明するまでもなく、人に頼むより自分でやると安いです。
ただ、なんでも安く済ませればいいという事ではないので、注意が必要です。
例えば、海外旅行に通訳を連れて行く人はいないと思います。
ただ、公の場で正しい情報発信をするためには、通訳が必要な場合があります。
海外などに行くと、お店の人がカタコトの日本語で話しかけてきます。
世界各地のチャイナタウンでは、カタコトの英語で商売が成立しています。
言葉はあくまでツールですので、商品や気持ちがあれば、必ずしも正しい文法、発音である必要はありません。
WEBサイトも似たようなものだと思います。(WEBサイトの制作に使われているのも【プログラム言語】ですので。。)
・・・
イトウヤではホームページ制作時にCMSを導入させて頂き、
自分で更新をしながら運営が出来るようにサポートをしていきつつ、
困ったときは言ってくれればすぐに対応しますよという。
「英語が話せて頼れる街のお兄さん(有料だけど)」
的な立ち位置を心がけています。
それでは今日はこの辺で。。。
(中小企業向けWEBサイトなら【イトウヤ】) 2012年8月25日 12:39 | 個別ページ
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